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お米は日本全国で作られています。
そして…美味しいお米と言えば?
新潟の魚沼コシヒカリ?、秋田のあきたこまち?
いえいえ、それはひと昔前の食糧管理法時代の話。

お米の味を決定づける要因は「種」「人」「自然」の順に大事だと言われます。
種は「コシヒカリ」「あきたこまち」といった品種のこと、そして次に大事なのは「人」。これは生産者の栽培で大きく味が変わるということなんです。

しかしながら、1995年に食管法(食糧管理法)が改正されるまで、お米は農家から直接買い入れすることが禁じられていました。

各農家が作ったお米は通常その地域の農協が集荷し、大きなサイロにまとめて保管され、新潟産コシヒカリとか、秋田産あきたこまちとして出荷されていたわけです。

そのため、個々の農家が頑張って美味しいお米を栽培したとしても、他の農家のものと混ぜられてしまい、意味をなさない状況がありました。

しかも集荷されるお米は見栄えだけで1等、2等、3等、等級外に選別され、価格が決められ、そこには味の良さも、安全性も関係ありません。

そうした中で、農家が収入を増やす方法は「見栄えの良い1等米をできるだけ多く収穫すること」に限られていました。そうした状況の中で、農薬や化学肥料を多用する収穫量第一の栽培が奨励されていったわけです。

しかし1995年の食糧管理法改正と共に、農家から直接の流通が許されることになり、消費者に美味しくて安全なお米を直接届けようと名乗りを上げる生産者が出て来たわけです。

それ以来、私もかれこれ30年、稲作農家とお付き合いして来ましたが、お米は本当に作り手の個性が現れます。同じ形をした米粒でも、生産者の栽培によって全く違うものが出来るものです。

機会があればぜひ、食べ比べをしていただき理解を深めていただけますと幸いです。